今日はこんな疑問に解決します。
✔ この記事の内容
- 空き巣が下見でみつける家の弱点
- 空き巣の下見対策
この記事を書いている私は強盗被害者です。
学生時代、突然バイト先で刃渡り30cmの包丁を持った強盗に襲われた経験があります。
金庫を差し出し、金庫が開くまでの数時間、体をガムテープで巻かれ監禁されました。
以下は警視庁のホームページの記事です。調べたら出てきます。
これが自宅にいる時だったらと考えると、絶望でしかありません。
空き巣は、空き巣に入る前に必ず下見をします。
この記事は、空き巣が下見でどんな所を見るのかと、あなたの家が狙われないための方法までまとめています。
✔ もくじ
空き巣が下見でみつける家の弱点
空き巣は、人の物を盗んで生計を立てる、悪質な職業。
私たちが仕事の段取りをするように、空き巣も下見をします。
✔ 空き巣が下見で見るポイント
近所に空き巣が入ると、地域一帯が連続して被害を受けるのは、空き巣の用意周到な下見が理由です。
空き巣が下見で見る周辺の環境
以下は警視庁が公開しているデータ、空き巣が『周辺の下見で気にすること』です。
この考えこそが、油断を生んでしまうマジで危険な考え。
空き巣は、大金を盗む事よりも、少額でも盗みが成功する事を優先しているんです。
空き巣は下見の時、上記のような観点で街を見ています。
それぞれについて解説していきます。
人目の多さ
人目の多い街だと、不審者の目撃情報や、犯行中を目撃されて、すぐに足がつく。
空き巣は下見の際に、街ゆく人の数や人目の数で、どの地域を狙うのか決めているようです。
まぁ、これは説明不要ですね。
あなたの家が、人目につかない、入り組んだ所にある場合は注意です!
また、この『監視者がいない事』は犯罪が起こる要因の1つ。
以下の記事には、犯罪が起こる3つの要因をまとめているので、気になる方はどうぞ。
逃げやすさ
空き巣は犯行のあとに、迅速に、できるだけ遠くに逃げる必要がある。
空き巣は下見の段階で、すでに逃げる為のルートも考えているようです。
例えば以下。
✔ 空き巣が下見の段階で見極める、逃げやすい地域の例
- 駅の近く
- バス停の近く
- 高速道路のインターチェンジ付近
付近の防犯カメラや、不審者の目撃情報があっても、遠くに逃げられると捜査が一気に難航する。
あざとい…プロの所業。
留守宅の数
地域一帯が留守だと都合がいいわけです。
空き巣は下見の時に、地域一帯が留守になる犯行時間も決めていると言えます。
共働き世代が多い地域は、日中は特に注意が必要。
空き巣は下見で以下のような状況も狙っています。気になる方は、合わせてどうぞ。
空き巣が下見で見る家の状態
以下は警視庁が公開しているデータ、こちらは実際にどんな家を狙うのか。
空き巣が『家の下見で気にすること』です。
これ実は、空き巣に狙われる原因。
留守中、あなたの家の敷地内に空き巣が侵入しても、誰も気付きませんよね。
死角は厳禁。空き巣は下見で、窓やドアの鍵まで下見しているんです。
空き巣を下見の段階であきらめさせる事が、最大の防犯です。
外観の注意点
空き巣は下見で、『犯行しやすい死角があるか』『侵入しやすい足場があるのか』を見ています。
具体的には、以下。
✔ 庭の「死角」
- 植木
- 塀の内側
- 車(駐車場)
- ベランダの腰壁
こちらは足場。
空き巣は二階からも侵入します。二階は油断している人がマジで多い。
あなたも注意して下さいね。
✔ 庭の「足場」
- 車
- 木
- 塀
- 電柱
- ゴミ箱
- 物置き
- カーポート
- エアコンの室外機
こういった庭は、空き巣に下見の時に『侵入しやすい家』と思われます。
以下は、家の外観でやっておいてほしい防犯を、より詳しくまとめています。
駐車場は、特に死角が多いので、こちらも合わせてどうぞ。
窓の注意点
以下のデータをご覧ください。
空き巣の10人中8人が『鍵が開いている所』や『ガラス破り』で侵入しています。
詳細は以下の記事に書いています。
空き巣は下見の時に、窓の鍵の種類まで確認している事には驚きです。
ちなみに、ドアのカンヌキというのは以下のようなもの。
これがついていると、物理的なドアの破壊に強くなります。
ドアにカンヌキがついていると、侵入に手こずる空き巣も増えるそうです。
空き巣は下見で、こんな所も見ているとは…
空き巣を下見の段階であきらめさせるには、以下の対策をしておくと最高です。
✔ 窓にやっておくべき防犯
- ガラスを割られない事
- ドアを開けられない事
- 監視の目がある事
窓の防犯はマジで重要。空き巣は下見の時も、窓を狙っています。
以下の記事には、具体的な空き巣対策をまとめています。あわせてどうぞ。
空き巣がいつ下見にきてもいいように、普段からの防犯が超重要です。
ベランダの注意点
外出するとき、二階まで戸締りチェックするの面倒くさいからいいや!
ベランダの腰壁が死角になり、隣近所からも見えなくなります。
さらに、油断している方がマジで多いので、二階から侵入する空き巣もマジで多い。
以下は共同住宅でのデータ。
空き巣は、二階以上でも『戸締りをしていない所』『ガラス破り』で侵入する事を示しています。
空き巣が下見をする時に、あなたの家が標的にならないように、しっかりと防犯しましょう。
以下の記事にも、防犯対策をまとめているので、一緒にどうぞ。
こちらは一人暮らしの方へ。
空き巣の下見対策の観点
空き巣の下見で、あなたの家が標的にならない為に、防犯対策を紹介しておきます。
空き巣対策は、空き巣に下見の段階で「ここは侵入は無理、他当たろう…」と思わせる事が超重要。
空き巣が下見に来た時に、心をへし折ってやりましょう。
時間を稼ぐこと
以下のデータより。
空き巣は、侵入に5分以上時間がかかると、10人中5人以上が侵入をあきらめます。
✔ 空き巣の侵入に時間を稼ぐ方法
- 全ての窓ガラスを防犯ガラスに変える
- 全ての窓ガラスに防犯フィルムを貼る
- 全ての窓ガラスをダブルロックにする
少しコストはかかりますが、時間を稼ぐためには非常に有効な対策。
以下の記事にもまとめている、別の対策と合わせて活用するとかなり強力です。
手口を知ること
手口を知る事はとても大事。
空き巣がどんな手口で侵入するのかが分かれば、対策もできます。
監視の目をおくこと
空き巣の凶悪化、外国人犯罪者の増加も問題になっています。
家族を守る為にも、ホームセキュリティに入っている家がすごく増えているようです。
うちも当然入ってます。
✔ ホームセキュリティは『監視の目』
- 空き巣はわざわざ、ホームセキュリティの家を狙わない
- 侵入したら警報機がなり、警察と警備員が駆けつける
- 不在時や就寝時でも、警備システムが家を監視
以下の記事では、大手二社の比較を行っています。
家族を守るため、財産を守るため、読んでおいて損はない記事です。
空き巣が下見でみつける家の弱点まとめ
空き巣対策は、下見の段階で狙われない事が超重要。
生活している以上、留守にしてしまう事は仕方がない事…
ですが、空き巣が下見で気にする事は『周辺の環境を下見』も『家を下見』も似通っていましたね。
✔ 空き巣が下見で気にすること
- 人通りや人目が多くないか
- 入りやすく逃げやすいか
- 窓の鍵やドアの鍵はどうなっているか
この記事にまとめた、以下のような対策を行っていない家から狙われます。
あなたの家や、あなたの家族、あなたの財産が、狙われる事がないよう充分な注意が必要です。
空き巣は、いつ下見に来ているか分かりません。
万が一は突然訪れます。
この記事が、あなたの家を、空き巣の下見から守る為にお役に立てれば嬉しいです。
いつもご静聴ありがとうございます。
また最新の情報は@Ichiで発射しますので、ぜひフォローして下さい!
何を見てるの?
うちが狙われないようにしたい!