今日はこんな疑問に答えていきます。
- 戸建で表札を出す防犯効果とは
- 結論!戸建の表札は防犯アイテム
学生時代、突然バイト先で刃渡り30cmの包丁を持った強盗に襲われた経験があります。
金庫を差し出し、金庫が開くまでの数時間、体をガムテープで巻かれ監禁されました。
以下は警視庁のホームページの記事です。調べたら出てきます。
これが自宅でいる時だったらと考えると…
強盗に襲われ監禁された経験を生かし、これまで防犯に関する記事をたくさん書いてきました。
知識だけの防犯記事ではない、実際の強盗被害者が書いた信頼性の高い記事です。
記事では「マンションでは出さない表札を、なぜ戸建だと出すの?」といった素朴な疑問についてまとめていきます。
戸建で表札を出す防犯効果とは
防犯上よくない気がするけど…どうなの?
戸建で表札を出すのは日本特有の文化です。
戸建の表札について、今日は以下のように解説していきます。
戸建で表札を出す目的
なんで戸建になると出すの?
戸建で表札を出す目的は、郵便物を間違えないように配達する為だといわれています。
しかし、海外ではプライバシーの問題から表札を出していません。
マンションの場合は、部屋番号で配達先がはっきり分かります。
ただし、戸建でも番地で家を特定できるのも事実です。
表札が普及した大正時代と比べ、あらゆる犯罪のリスクを懸念する人もいます。
戸建の表札の防犯上のメリット
海外みたいにプライバシーの問題の方が大きい気がするんだけど…
日本特有の文化である表札。
戸建で表札を出すには、以下のようなメリットがあります。
- 地域とのコミュニケーション
- 郵便物の間違いがなくなる
- 誰が住んでいるのか把握できる
戸建で表札を出すのは防犯上のメリットがないように思えますが…
実は、防犯上「地域とのコミュニケーション」は非常に重要なのです。
地域のコミュニケーションには以下のような防犯効果があります。
- 近所の危険人物の発見
- コミュニケーションで危険人物が危険でなくなる
- 「名前」と「顔」の一致で親近感が生まれる
- 非常事態の時の助け合い
挨拶し、顔を知り、名前を知る事で、お互いを助け合おうという意識が生まれます。
抽象的な防犯かもしれませんが、戸建の表札には意外な防犯効果があります。
具体的な防犯は、以下の記事のような視点で強化していきましょう。
空き巣や強盗に『狙われない家にする方法』になるかと思います。
戸建の表札の防犯上のデメリット
戸建で表札を出す事で、防犯上のデメリットもあります。
あなたが懸念している通りです…
- 不審者にも名前を知られる
- 不要な営業リストに載せられる可能性もある
- 新たに地域に入る時、『あなたは相手を知らないのに、地域の人達はあなたを知っている』事が違和感に思える
中でも、最もデメリットに思えるのは「不審者にも名前を知られる」ではないでしょうか。
確かに、あなたが望まない人に名前を知られる事は嫌悪を感じるかもしれません…
ですが、戸建の犯罪被害は、苗字は関係がないものが多いです。
実際に「強盗殺人」にもつながるような犯罪を防ぐには、以下の記事もおすすめです。
結論!戸建の表札は防犯アイテム
この記事では、戸建の表札の防犯効果についてまとめました。
メリットとデメリットも記しましたが、防犯上メリットの方が圧倒的い大きいです。
確かにデメリットもあります。
ですが、前述の通り、表札で苗字を知られた事が犯罪被害に直結するとは考えにくいです。
それよりも、地域に根づき、地域の方々と助け合う事の方が重要です。
ないならないで何とかなるのも事実!
ですが、戸建の表札は防犯アイテムの1つとして考えてよいのではないかとイチキは思います。
以下は、この記事で紹介した関連記事です。具体的な防犯にご活用下さい。
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