この記事は、女性が1階で一人暮らしする時の、防犯の悩みを解決できる記事です。
この記事を書いている私は強盗被害者です。以下はその時の記事です。
警視庁のホームページに載っています。
店名は伏せていますが、調べたら出てきます。
これが自宅でいる時だったらと考えると…
強盗に襲われ監禁された経験を生かし、これまで防犯に関する記事をたくさん書いてきました。
知識だけの防犯記事ではない、実際の強盗被害者が書いた信頼性の高い記事です。
一人暮らしのあなたを守る、大切な知識となるはずです。
1階で一人暮らしする女性の防犯
女性が1階で一人暮らしだと不安もある事と思います。
防犯としてできる事はたくさんあります。
先立って、防犯すべき犯罪者像には、大きく分けて2種類あります。
「魔が差した」「一人暮らしだと知ったから後をつけてみた」「カッとなった」など、何らかの事がきっかけで、無計画に犯行に及ぶ犯罪者の事。
感情を抑えられない事がきっかけとなっている事が多い為、非常に危険。
空き巣や強盗を何度もやってきたプロの犯罪者の事。
入念に下調べ、下見をします。マンションの間取りまで知っている可能性は大きいです。
殺人や暴行も厭わない凶悪な犯罪者もいます。
以前、私がバイト先で襲われたのもこちら。その時のシフトなども知っていました。
上記も踏まえて、女性が1階で一人暮らしする際の防犯について説明していきます。
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
施錠の徹底
以下のデータを見て下さい。
「戸締りはしっかりしてるよ」という女性からすると意外に思われるかもしれません。
空き巣や強盗の侵入の2件中1件が戸締りをしていない玄関や窓から侵入しています。
女性が1階で一人暮らしをしている事を知っている周辺住民が、鍵が空いている事に気づいたら…
それがきっかけで、衝動犯になってしまう可能性もあります。
ゴミ捨てや近くのコンビニに行く際も、全ての窓と玄関に施錠するようにしましょう。
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
窓の防犯強化
先ほどのデータと合わせて、以下のデータも見て頂きたいです。
空き巣や強盗の約50%くらいが窓から侵入しており、その3件中1件が「ガラス割り」で侵入している事が分かります。
特に1階では、以下のような防犯グッズを利用して、ガラスが割れにくい工夫。ドアが開かない工夫をしておきましょう。
【透明ガラス用防犯フィルム】
【凹凸ガラス用防犯フィルム】
【ドアを開かないようにする工夫】
※フィルムが貼れない場合はこちらも有効です。
防犯フィルムとウィンドウロックの両方で、一気に防犯強化できます。
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
シャッターは出来るだけ活用
もし窓にシャッターがある場合は、可能な限り閉める事をおすすめします。
物件を選ぶ際にも、女性が1階で一人暮らしをする場合は、シャッターがついている事を条件にしてもいいくらいです。
- 日が落ちた後
- 外出時
- 人通りが少ない時間
在宅か不在かが分からなくなるメリットもあります。
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
夜道の防犯
例えば、こういった場合。
- 自宅から駅まで歩く必要があったり
- 駐車場や駐輪場から自宅まで少し歩く
- 通勤、通学は歩いて行っている
1階に住む一人暮らしの女性に限った事ではありませんが…
できるだけ明るい道を選ぶようにしましょう。
女性の夜道の防犯については、以下の記事にもまとめていますので、合わせて参考にして下さい。
女性が持ち歩くのも当たり前となった防犯グッズについてもまとめてます。
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
オートロックでも油断しない
確かにオートロックは、一人暮らしの女性にとって嬉しい防犯設備です。
ですが、玄関口が開いた瞬間に一緒に中に入ったり、誰かが開けた時に中に入って隠れていたといった犯罪者の事例もあります。
「押し込み強盗」という強盗を聞いた事がありますか?
自宅の玄関が開いた時に、一緒に中に押し込んでくる非常に危険な強盗です。
以下の記事にも詳細と防犯対策をまとめています。
オートロックだと油断していると、一人暮らしであるあなたの自宅に押し込んでくる可能性もあります。
1階は犯罪者にとって、逃げやすい環境でもあります…
周囲をしっかり確認して、自宅やエントランスの出入りを行うようにしましょう!
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
一人でも挨拶をする
家を出る時は「いってきます!」
家に入る時は「ただいま!」
を言うようにしましょう!
空き巣や強盗、押し込み強盗はどこで隠れて耳をすましているか分かりません。
女性の一人暮らしであっても、一人じゃないと思わせる事ができる簡単な防犯です。
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
表札は出さない
表札やポストの名前は、書かないなら書かない方がいいです。
どうしても書かないといけない理由がある場合は、苗字だけに留めるのがベターです。
どうしても書かないといけない時は、パソコンで作るなどの工夫はしましょう。
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
コンビニでは箸を2膳もらう
どこで常習犯(プロ)があなたを見張っているか、衝動犯(思いつきで犯行に及ぶ者)を刺激してしまうか分かりません。
女性の一人暮らしである事が悟られると、そのまま尾行されて、家に押し入り…
といった事も充分に考えられます。
なので、コンビニで食事を買う際は、箸を2膳以上もらうようにしましょう。
食事も翌日分もまとめて、実際に2人分買うようにすると、より効果的です。
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
カーテン選びは要注意
特に、女性が1階で一人暮らししている場合は注意が必要です。
1階だと、通常の人の目の高さでもある事から、よく目につきます。
花柄や水玉、赤やピンクのカーテンは、素人でも女性が住んでいる事が予測できますよね?
防犯上、一人暮らしの女性のカーテンは、ベージュや白といった目立たない色を選ぶようにしましょう!
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
帰宅後の照明をすぐに点けない
空き巣や強盗が、あなたをマンションの入り口近くまで尾行してきたとします。
マンションの入り口まで尾行し、マンションのオートロックなどで中に入れなかったとしたら、どの部屋なのかバレる事はない…わけではないです!
外からどの部屋のあかりが灯るか見ている可能性があります。
あなたが女性の一人暮らしだと知られない為に、帰宅後は窓の近くの照明はすぐに点けないようにしましょう。
【1階で一人暮らしする女性の防犯】
周辺の防犯環境の確認
自宅のマンションの近くに以下のような施設や設備があるか確認しておきましょう。
- 警察署
- コンビニなどの防犯カメラ
- 街中の防犯カメラ
- 自宅マンションの防犯カメラ
これらの施設や設備の周辺では、比較的事件は起きにくいです。
警察はもちろんの事、防犯カメラは犯罪抑止にも有効です。
近年ではマンションやアパートでも、ホームセキュリティが一般的になっています。
- 狙われている事に気づいていない
- 高層階だからとスキだらけ
- 誰も駆けつけてくれない
こういった女性は非常に多いです。
マンションでも、原状回復や契約期間の心配もなく、以下のような凶悪な犯罪から守ってくれます。
- 強盗
- 殺人
- 空き巣
- 性犯罪
ホームセキュリティーは思っている以上に安いくて、驚きます。
以下の記事で「料金」「サービス内容」「駆けつけ時間」をセコムと比較しています。
女性の一人暮らしだと知られない為の防犯
あなたが女性の一人暮らしで、あのマンションの1階に住んでいるという情報を知られてしまっては、防犯上よくありません。
ここでは、あなたの情報が漏れにくくする為の防犯についてまとめていきます。
私生活上での個人情報流出を防ぐ防犯
洗濯物は見えないように
干している洗濯物から、あなたが女性の一人暮らしである事が悟られる可能性は多いにあります。
また、男性ものの下着も一緒に干しておくと良い。と聞いた事があると思いますが…
- 下着以外にも男性用の衣類を干す。
- 毎回異なる男性用の衣類を干す。
ここまでやらないと、常習犯(プロ)の目をあざむく事は難しいでしょう。
逆に、男性用の下着を一枚だけ干すのは、女性の一人暮らしである事を示す事になりかねません。
1階だと干す場所が限られますが、正解は「見えない所に干す」が唯一の防犯対策と言えます。
ポストはつねに清潔に
ポストに郵便物があふれていると、不在だと思われ、空き巣に狙われる可能性が一気に上がります。
また、宛先や宛名から1階である部屋番号も、女性の一人暮らしである事も知られ、防犯的にも非常に危険です。
シュレッターを買おう
これは、届いた郵送物を捨てる際です。
空き巣や強盗にとっては、ゴミは情報の山です。
特に、女性の一人暮らしだと知られてしまうような情報や、宛先や宛名が入ったものは細かく細断してから捨てるようにしましょう。
1階の女性の一人暮らしだろうが、そうじゃなかろうが、防犯上、自宅に置いておく事をおすすめします!
ネット上での個人情報流出を防ぐ防犯
近所のカフェなどの飲食店の情報
チェーン店であれば、○○店と書かなければ分かりにくいかもしれませんが…
自宅近くの飲食店の情報を「自宅近くの…」と紹介するような記述をSNSなどにアップすると、おおよその自宅を推測されかねません。
他のSNSの投稿などから、あなたが女性の一人暮らしである事も知られている可能性もあります。
自宅の外観や内装
ネット上には無数の人がいます。
大半の人があなたの自宅の外観を見た事ないかもしれませんが、その建物を知っている人もいるかもしれません。
前項と同様に、他のSNSの投稿から、あなたが女性の一人暮らしである事も知られている可能性もあります。
自宅の情報まで一致してしまったら非常に危険です。
SNSにアップする写真の位置情報
撮影した写真に、撮影した位置情報や撮影した日付が含まれている場合があります。
今一度、撮影に使ったカメラやスマートフォンの設定をご確認下さい。
SNSへの投稿などは控えましょう。
以上。
すでにご存知の事もあったのではないでしょうか?
女性がマンションやアパートの1階で一人暮らしをするとなると、勇気がいるかもしれません。
しかし、この記事にまとめた防犯に習慣として取り組めば、リスクの最小化はできるはずです。
「1階だから危険」「女性の一人暮らしだから危険」なのではありません。
防犯に取り組まない事が危険なのです。
女性の一人暮らしでは、緊急時に誰も駆けつける事ができない事が最も危険な状態です。
この記事をあなたの安全で快適な一人暮らし生活にお役に立て下さい。
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