なんかあっても駆け付けられない…
今日はこんな疑問に答えていきます。
- 戸建での一人暮らし7つの防犯
- 戸建での一人暮らしの防犯まとめ
学生時代、突然バイト先で刃渡り30cmの包丁を持った強盗に襲われた経験があります。
金庫を差し出し、金庫が開くまでの数時間、体をガムテープで巻かれ監禁されました。
以下は警視庁のホームページの記事です。調べたら出てきます。
これが自宅でいる時だったらと考えると…
強盗に襲われ監禁された経験を生かし、これまで防犯に関する記事をたくさん書いてきました。
知識だけの防犯記事ではない、実際の強盗被害者が書いた信頼性の高い記事です。
戸建で一人暮らしをする「大切な方の命を守る防犯記事」として、きっとお役に立てるはずです。
戸建での一人暮らし7つの防犯
戸建に一人暮らししていると、広いから防犯問題が一番不安なのよね…
どれくらいのリスクがあるの?
戸建での一人暮らしは、最も犯罪者に狙われやすい生活様式です。
もしあなたが、ご実家で暮らす大切な人の為にこの記事を読んでいたら、リスクも必ず伝えてあげて下さい。
防犯の徹底ぶりが変わるはずです。
ここでは、戸建が空き巣や強盗に狙われるリスクの大きさや、防犯を以下のようにまとめていきます。
それぞれについて解説していきます。
侵入方法を知る事
戸建での一人暮らしの防犯を考える上で、必ず知っておいてほしい防犯データです。
以下は警視庁が公開しているデータです。
私のブログでもよく紹介しているデータです。
戸建の方を見てみましょう。一番左です。
- 46.5% 「無締り(カギが開いている)」
- 37.7% 「ガラス破り」
- 2.4% 「ドア破り」
- 1.8% 「合カギ」
- 1.7% 「その他の施錠開け」
- 0.7% 「戸外し」
- 4.3% 「その他」
- 4.9% 「不明」
「無締り(カギが開いている)」と「ガラス破り」だけで8割を越えます。
何を伝えたらいいか分かんないんだよね…
戸建での一人暮らしの防犯は、こういった事を知るだけでも意識が変わります。
侵入経路を知る事
以下も、戸建での一人暮らしの防犯を考える上で、重要な防犯データとなります。
こちらも、私のブログでもよく紹介しているデータですね。
このデータも何度でも出します!
こちらも戸建は一番左です。
- 57.6% 「窓」
- 18.2% 「表出入口」
- 15.8% 「その他の出入口」
- 0.2% 「非常口」
- 1.9% 「その他」
- 6.3% 「不明」
「窓」と「表出入口」「その他の出入口」だけで9割を越えます。
戸建の犯罪被害率を知る事
戸建で一人暮らしの方が、なぜ防犯が必須と言えるのか…
先ほど添付したデータに重要な情報も載っています。
- 26,690件 戸建
- 7,379件 共同住宅(3階建以下)
- 2,594件 共同住宅(4階建以上)
実は、空き巣や強盗の被害の10件中7件が戸建なんです。
二階建て以上の戸建の場合は、上の階も気をつけて下さいね!
玄関の出入りに注意する事
戸建での一人暮らしは、いつ狙われているか分かりません。
犯罪者は2種類に分類する事ができます。
犯罪者は以下の2種類に分ける事ができます。
- 衝動犯
「ついカッとなって…」「玄関が開いていたから魔が刺して…」といった計画性のない犯罪者 - 常習犯
下調べ・犯行の計画・不測の事態の対応、計画性を持ったプロの犯罪者
また、常習犯(プロの強盗)は、必ず下見に来ると言われています。つまり、一人暮らしである事を知られている可能性は非常に高いと言えます。
中でも、最も危険な犯罪者は、在宅時を狙う「押し込み強盗」です。
刃渡り30cm程の包丁を持っていました。
戸建での一人暮らしは、特にこの「押し込み強盗」には注意が必要です。
押し込み強盗の侵入の手口には、以下のようなものがあります。
- 外出時や帰宅時、玄関が空いた時に押し込む
- 宅配業者を装い、玄関を開けさせる
- ガスや電気の点検を装い、自宅に侵入
強盗殺人にもつながる凶悪な犯罪者です。
玄関の開け閉めをする際には、必ず周囲を確認するようにしましょう。
以下の記事にも詳しく防犯の方法をまとめていますので、合わせて読んでみて下さい。
以下の記事は、戸建の駐車場の防犯についてまとめた記事です。
戸建の駐車場は、玄関にも近く死角になる為、押し込み強盗が隠れている可能性があります。
戸締りは徹底する事
戸締りを徹底しろってわけね。
戸建だと、一人暮らしには少し部屋数が多いです。
全ての部屋で、カギの開けっぱなしのないよう指差し確認でカギの確認をするとよいです。
空き巣や強盗は、二階が盲点である事も知っています。
- 二階だから人は入ってこないだろう…
- 暑いから窓を開けて寝よう!
- 今まで何もなかったんだから大丈夫よ
以下の記事では、戸建の二階の防犯についてまとめています。
一人暮らしは、特に盲点になりやすいです。
窓には必ず防犯を施す事
どんな対策が必要なの?
窓の防犯は、以下の2点をポイントに考えるといいです。
- ガラスが割られないようにする
- ドアが開かないようにする
戸建はマンションに比べると窓が非常に多いです。
空き巣や強盗は、窓から侵入する時、以下のような手順で侵入します。
- カギ付近のガラスを割る
- カギを開けてドアを開ける
空き巣や強盗は、外から防犯されていない窓を探します。
ガラスが割れなかったり、ドアが開かないと侵入を諦めます。
具体的には以下のようなグッズやサービスを利用する事をおすすめします。
- 防犯フィルム
- 防犯ガラス
- ダブルロック
- ホームセキュリティー
以下の記事には「侵入に使う4つの手口」と防犯対策もまとめています。合わせて読んでみて下さい。
必ず監視の目を置く事
戸建の一人暮らしで、最もやるべき防犯です。
「一人暮らし」ってのが心配なのよ!
侵入しても、他に人が来ない…
複数で侵入すれば、あっさり盗みをすます事ができる…
最悪、命を奪えば犯行もバレにくい…
戸建での一人暮らしには、監視の目は命に関わるとても重要な防犯です。
空き巣や強盗に、そもそも狙われなくなります。
以下の記事で「料金」「サービス内容」「駆けつけ時間」をセコムとアルソックを比較しています。
非常に格安な「見守りサービス」もあります。以下も比較の記事です。
戸建の一人暮らしの防犯まとめ
この記事では、戸建での一人暮らしの防犯についてまとめました。
戸建での一人暮らしの防犯は、「防犯されている事が分かる家」をテーマに防犯に取り組みましょう。
以下は記事中でも紹介した記事です。ぜひ合わせて確認していて下さい。
今一度、大切な人が住んでいる戸建で、以下の防犯ができているか確認してみて下さい。
突然訪れる「命の危機」に備える必要があります。
あなたの命、ご家族の命を守るのに、この記事が参考になれれば嬉しいです。
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