女性のためのエレベーターの乗り方【痴漢・強盗・盗撮リスク】

elevator
エレベーターって、密室で知らない人と一緒になるわけでしょ?

普通に怖いんだけど。

身を守るためにはどんな事に気を付けたらいいの?

今日はこんな疑問に答えていきます。

✔ この記事の内容

  1. 女性のためのエレベーターの乗り方
  2. エレベーターの乗り方を知らないリスク

この記事を書いている私は強盗被害者です。

学生時代、突然バイト先で刃渡り30cmの包丁を持った強盗に襲われた経験があります。

金庫を差し出し、金庫が開くまでの数時間、体をガムテープで巻かれ監禁されました。

以下は警視庁のホームページの記事です。調べたら出てきます。

この記事は、実際の強盗被害者の視点で、犯罪被害者の減少を目的に書いています。

エレベーターという密室は、女性にとってリスクの高い場所の1つ。

実際に凶悪な事件も起きていますので、安全なエレベーターの乗り方を、あなたにお伝えします。

女性のためのエレベーターの乗り方

マンションでの犯罪がホントに多い。

これまでにも、女性のための記事をたくさん書いてきた私です。

1st_floor_living_alone_for_woman
living_alone_balcony_for_woman
living_alone

今日はエレベーター。

女性のためのエレベーターの乗り方は、以下の3つのポイント。

密室の空間で、犯罪者と隔離されたら身を守るのはかなり困難。

ここでは身を守る為の、エレベーターの乗り方を解説していきます。

エレベーターの乗り方①まず『閉』

ここでの話は、1Fからエレベーターで自宅の階に上がる時の話です。

✔ エレベーターの乗り方①まず『閉』

エレベーターに乗ったら、ドアが閉まりきってから、降りる階を押す

これは、あなたと、あなたの自宅の階を一致させないためです。

これには『マンションでおこる事件の流れ』と深い関係があります。

✔ マンションでおこる事件の流れ

  1. ターゲットを見つける
  2. ターゲットの情報を探る
  3. 犯行に移る

エレベーターは、他の住人と一緒になる場所の1つ。

犯罪者が、あなたをターゲットにするきっかけの場所の1つです。

そのうえ、降りる階まで知られたら、あなたの自宅の情報も渡しちゃうことになります。

先に『閉』押しても、一緒に乗っちゃったら、どっちにしろ降りる階バレるじゃん?

どうしたらいいの?

女性のためのエレベーターの乗り方は、まず『閉』。完全に閉まるまで待ってから、自宅の階を押すこと。

もし誰かと一緒になったら、以下の階で降りるようにするとOKです。

✔ エレベーターで相乗りしてしまった時

  • 後に乗ってきた人と違う階を押す
  • かつ、自宅と違う階を押す
イチキ
基本、一人で乗るのがいいから、乗ったらまず『閉』。

もし、あなたがエレベーターに乗る所を見られた時も、違う階で降りるのはホントに大事な防衛手段!

エレベーターがどの階で止まるか、犯罪者は下で見てるかも。

エレベーターの乗り方を間違えると、あなたがターゲットになってしまう可能性もあります。

ご注意を。

エレベーターの乗り方②相乗りNG

✔ エレベーターの乗り方②相乗りNG

エレベーターは、基本一人で乗る

これは、エレベーターの密室の中で、あなたが犯罪にあわないためです。

犯罪者は、あなたとの密室を狙っています。

自宅マンションなのに、エレベーターに駆け込んできたり、挙動不審だったり、普通じゃないですよね。

でも、エレベーターを一人で乗るようにしてても、いきなり人が駆け込んできたらムリじゃない?

どうしたらいいの?

強盗被害者である私の経験から、人は突然の出来事に硬直します。

特に、使い慣れた自宅のエレベーターだと「何もおきないでほしい」という気持ちから固まります。

✔ 後から乗ってきた人に違和感があったら

乗ったばかりでも、悩まず降りる

これ、意外とできない行動なので注意。

ドアが閉まりきってから降りる階を押す事に合わせ、日頃から意識しておくと自然と体が動きます。

イチキ
相手を刺激しないのもポイント!

「あっ!」と、何かを思い出した雰囲気を出してスッと降りるとか、電話がかかってきたふりとかもイイかも。

自然体なら何でもOK!

エレベーターの乗り方として、先に人が乗っていた場合も同様。

✔ 先に人が乗っていたら

一人でエレベーターに乗る選択をする方がベストです

あなたがターゲットになる要因の1つが『一方的な好意』

一度エレベーターで一緒になっただけで、その可能性はあります。

なので、先に人が乗っていても、基本的に相乗りNG。

イチキ
すでにエレベーターに人が並んでたら、階段を使うか、遠くで待つか!

そもそもですが、自宅マンションのエレベーターなんて、自宅の階か、1Fしか使わないですよね。

1Fに止まったエレベーターに乗ってた人が降りないとかは超違和感。

もし誰か乗っていたら「お先にどうぞ!」と見送るのがベストです。

エレベーターの乗り方③基本姿勢

✔ エレベーターの乗り方③基本姿勢

エレベーターのボタン近くで、背中を壁に立つ

これを基本姿勢というには3つの理由があります。

✔ 基本姿勢の理由

  • ドアに近いこと
  • 万が一の時に全部のボタンが押せること
  • 後ろからの盗撮などの被害にあわないこと

最悪の場合、全てのボタンを押して、止まった階で逃げ出す事ができます。

また、壁に背中をつける事で盗撮などの被害も防ぐことができます。

エレベーターに乗ってて誰か乗ってくると、つい気まずくてスマホ触っちゃうのよね。

目も合わせたくないし、相手の顔もよく見ないし。

スマホを触っていると油断していると思われます。いつでも逃げ出せる体制キープ。

奥に押し込まれないように注意です。

女性のエレベーターの乗り方として、いかにすぐに逃れるかが大事ですね。

エレベーターの乗り方を知らないリスク

女性がエレベーターの乗り方を意識していないと、犯罪被害にあうリスクが格段にあがります。

エレベーターで起こりうる犯罪を知る事で、防犯意識を持つ事も重要。

エレベーターの乗り方を知らないリスクとして以下に分けてまとめます。

✔ エレベーターの乗り方を知らないリスク

  1. リスク①痴漢
  2. リスク②強盗
  3. リスク③盗撮

リスク①痴漢

実際にあった事件を元に、パターンを分けました。

✔ リスク①痴漢

  • エレベーターを待っている所、体を触られ逃げる
  • エレベーターの中で体を触られる
  • 犯人がエレベーターから降りる際に、体を触って逃げる

危険はエレベーターの外にもあります。

イチキ
『すでにエレベーターに人が並んでたら、階段を使うか、遠くで待つか』でしたね。

女性のエレベーターの乗り方として、基本は相乗りNG。

未成年の女の子が被害に合っている事件もあり、怒りを覚えます。

ご注意を。

リスク②強盗

日本でも、顔にスプレーをかける、ナイフで刺されるといった事件がおきてます。

✔ リスク②強盗

  • ドアが閉まっている途中、強盗が駆け込んでくる
  • エレベーターの中で、刃物で脅される
  • 犯人が降りながら、バッグやスマートフォンを力づくで奪い去る

女性のエレベーターの乗り方は『相乗りNG』『基本姿勢(ドア付近に立つ)』。

強盗事件は男性の被害もあり、計画的に狙われる事もあるようです。

エレベーターでの計画的な強盗事件①

コンビニでお金を下ろした後に、後をつけられる。

不用意にエレベーターに相乗りした所、エレベーター内で刃物で脅され現金を奪われた。

エレベーターでの計画的な強盗事件②

エレベーター内でスマホを見ていて、エレベーターが止まった時。

同乗していた犯人が、スマホを力づくで奪って逃走。

動揺していると、ドアは閉まり犯人はそのまま逃げ去った。

エレベーターに残されたあなたは、追いかける事もできず泣き寝入りする事も。

男性すら油断してると危険な事件。充分な警戒を。

リスク③盗撮

下手すると気づかない卑劣な犯罪。

✔ リスク③盗撮

  • 立っている所、後ろからスカートの中を撮影される
  • 犯人が降りる直前に、スカートの中を撮って逃げる

これらも、女性のエレベーターの乗り方『相乗りNG』『基本姿勢(壁に背を向けて立つ)』が重要。

この事件でツライ所は、撮られた事に気づいても、抵抗しづらい所。

イチキ
エレベーターで犯人と乗ってる時間は、ほんのわずか。

声を出そうと勇気を振り絞るのにも、時間が足りません。すごく怖いです。

声を出せても、複数の人が助けにくる可能性は低いので、犯人は余裕で逃ます。

エレベーターの乗り方を徹底するほかないかと思います。

エレベーターの乗り方まとめ

エレベーターは、密室で一定時間、犯人と二人きりになる危険な場所です。

エレベーターの乗り方を習慣つける事で、あなたが犯罪被害者になる可能性を下げる事ができます。

マンションでは、凄惨な事件が数多く起きています。

玄関に入った直後、犯人が中に押し込んでくる犯罪も多いです。

私もこの犯罪の被害者です。

burglary_measures

ボタン1つで誰か駆けつける状態が一番である事に違いはないです。以下の記事も参考にして下さい。

ストーカー対策など、屋外のサービスもやっているので、聞いてみるのもアリ。

secom_alsok_apartment

マンションやアパートは多くの人が住む、リスクが読めない場所。

隣の住人が押し入り、死体をバラバラに解体した有名な事件もあります。

この記事が、あなたを犯罪から遠ざける事につながれば幸いです。

以上です。

また最新の情報は@Ichiで発射します!