車上荒らしの発生件数や発生場所、その防犯について実体験を含めて書いた、内容盛りだくさんの記事です!車もバイクも持っていない方でもカーシェアやレンタカーなどの文化が浸透した現代で、知っておいてほしい内容になってます。
車上荒らしの発生件数や発生場所
こんにちは、イチキ(@Ichi)です。
今日は車上荒らしについてです。
私も「車上荒らし」という言い方の方が聞きなれているんですが、
警視庁のサイトとかだと「車上ねらい」という表現を使ってあります。
意味はどうやら同じようです!
実は私も今回の記事を書くにあたって初めて知りました…
この記事では、近年の車上荒らしの発生件数や発生場所から近年の傾向を確認しながら、
車上荒らしの防犯について考えていきたいと思います!
車上荒らしの発生件数
さっそくではありますが、近年の車上荒らしの発生件数はどういった傾向になっているのか。
どうやら近年は減少傾向にあるようです。
これは単純に、防犯装置を標準で搭載した車が多くなった証拠だと思います!
実際のデータを見てみましょう!
以下のデータは車上ねらい(車上荒らし)の発生件数の推移です。
発生件数で集計されているといった事ですので、全国での発生件数をカウントしたもののようです。
平成26年から平成30年までの4年間で約2,000件も減っています!
これはすごくいい傾向ですね!
防犯ブロガーのイチキとしても嬉しいデータです!
余談となりますが、平成18年7月に、道路運送車両法の改正にともなって、
「自動車に盗難発生警告装置を備える事ができる」とされたらしいです。
軽自動車は平成20年6月末以降、それ以外は平成18年7月以降に生産された自動車には、
一定の基準を満たした防犯装置が取り付ける事が推奨されているらしいです。
勉強になります…
「一定の基準」という所がポイントなんでしょうね。
平成20年6月末以降に生産された全ての車に取り付けられているわけではないという事ですね。
技術が発展していくにつれて、淘汰されていく犯罪がある事はとても喜ばしい事です。
とはいえ、まだ、長年乗っている愛車やクラシックカーには防犯装置がついていないものも、
多くあると思います。
古い車はすごくかっこいいです!
私も好きです!
ですが、ディープなファンほど、後付けで防犯装置をつける事を嫌がる方もいることかと思います。
「その当時のままだからカッコいいんだ」というお気持ちも分かります。
そういった方は、おそらく車の保管場所を工夫してあったりするものです。
車上荒らしの発生場所
では、車上ねらいといった犯罪はどういった場所で起こる事が多いのか。
こちらもデータを見てみましょう。
駐車場や駐輪場での車上荒らし
最も多いのが「駐車場・駐輪場等」ですね。
これは一般的なパーキングエリアやコインパーキングと呼ばれるものを指しています。
自宅の駐車場と混同してしまうので、
この記事ではこのグラフの「駐車場・駐輪場等」を「パーキング」と呼びますね。
地方の方だと、割と管理人がいて下さるパーキングは多いように思えます。
しかし、都会であるほど、無人のパーキングがビルとビルの間にあったり、
人目につきにくい所にあるイメージです。
防犯カメラがあるだけで、かなり防犯効果は高いと思いますが…
単純に防犯カメラがない所が狙われやすいのは明白かと思います。
道路上での車上荒らし
次に「道路上」も多いです!
これもよく見かけますが、ちょっと車を止めて道路沿いのお店に…といったものです。
いわゆる「路駐」を狙った犯行です。
これは犯人も目立つはずなんですが、
正直、路駐している車のドア付近で何かしている人を見かけても、
「故障かな?」とか「車の持ち主さんだろう」くらいしか思いません。
犯人側としても、防犯カメラのない所で堂々と車上荒らしができるので、好都合なはずです。
道路沿いのすぐ近くのお店だから、ハザードを点けてカギをかけずには離れる。
といった方もいらっしゃると思いますが、すごく危険です!
車に背中を向けている間に死角となっているドアを開けられても、
気づかない可能性は非常に高いです。
住宅での車上荒らし
「住宅」での車上荒らしも非常に多いです。
これは結構盲点になりうる所です。
ちなみに、私の高校の頃の友人も、自宅に止めていたバイクが車上荒らしに会い、
チェーンロックをしていたフレーム以外の、
全てのパーツが外され盗まれたという経験があります…
友人は「いやフレームも盗めよ!」とキレていましたw
「キレどころちゃうやろ!」とは言っておきましたが…
私は現物を見ていませんが、タイヤもなくなっていたらしく夜中のうちに盗まれたとの事。
ちなみに、車そのものやバイクそのものが盗まれた場合は「自動車の盗難」になるので、
今回のデータには入っていません。
防犯装置が付いている車両に関しては、警報が鳴り、あなた自身や近隣の方が気づくので、
そうそう狙われる事は少ないと思います。
防犯装置が付いていない車や、自宅の駐車場が離れているなどの場合は注意が必要です。
また、自宅への侵入そのものへの対策と駐車場の警戒も合わせ、
防犯カメラを設置してあるご家庭も多いようです。
一応、8社から一括で防犯カメラの見積もり が取れるサイトのリンクと、
セコムさんのホームセキュリティ のリンクも貼っておきます。
これらを防犯にお役立て頂ければと嬉しいです!
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
車上荒らしの防犯
では、車上荒らし被害にあわない為、どのような防犯が必要なのかをまとめていきます。
今回の防犯の内容の中には、おそらくあなたも耳にした事がある項目もあるかと思います。
前項で、どのような場合に車上荒らしに合ってしまうのかを確認して頂いたかと思いますので、
それを踏まえて読んで頂ければ、一層防犯対策を強められると思いますので、
ぜひご一読下さい!
なお、近年導入が進められているドライブレコーダーに関して、
走行中の防犯アイテムであって、無人の状態での防犯効果は低いと考えて頂いた方が無難です!
いくら24時間録画していようと、
夜中、車上荒らし犯があなたの愛車のカギを開け、
そのドライブレコーダーそのものも盗むでしょう。
色んなタイプのドライブレコーダーが出ていると思いますが、
車内に侵入されて盗まれたり、壊されたら証拠が残らないものであれば、
車上荒らしの防犯にはなりません。
ドライブレコーダーをお持ちの方は、今一度ご確認下さい!
車の中にお金や貴重品を置きっ放しにしない
これはまず基本です!
車上荒らしは、犯行におよぶ前に、外から車の中を確認する事が多いらしいです。
中を見て、貴重品が入っていそうなカバンやバッグが置きっぱなしにしてある。
高価な腕時計や装飾品が置いてある。
などは真っ先に狙われます。
特に、行楽地は注意して下さい。
例えば遊園地などで、重い荷物は持ち歩きたくないので、車の中に置いて行った経験はありませんか?
正直、私もあります。
この時、必ず貴重品を持って行くようにしましょう。
また置いて行く荷物も、外から見えない所に隠して下さい。
特に、あなたの車に防犯装置が付いていない場合は徹底するようにしましょう。
駐車場は明るく
これには2つの効果があります。
まず、1つ目は、犯人は人目につく明るい所を嫌う点です。
夜中真っ暗な駐車場やパーキングなどが狙われやすい反面、
人目につく明るい所は狙われにくい傾向があるようです。
そして2つ目の効果は、犯人自体が目立つだけでなく、
「盗難防犯装置取付車」などのステッカーが目に入りやすくなる点です。
カギを開けた所で大きな音が鳴り響く可能性がある車をわざわざ狙いたくないはずです。
早々に諦めてもらう為にも、車を停めている所が暗いよりも明るい方が、
明らかに防犯につながると言えます!
防犯カメラがある駐車場を選ぼう
これは主にパーキングです。
短時間であっても、車の中に貴重品を置かないようにし、可能であれば防犯カメラがある
パーキングに停めるようにしましょう。
抑止力につながります!
これも私の経験ですが、以前住んでいた賃貸マンションの駐車場で車上荒らしがありました。
私の車ではありません。
ここには防犯カメラが設置されていましたが、運転席側のガラスが割られていました。
ちなみに、発見者は私です。ガラスが飛び散っててビビりました。
(今ふと思いましたが、何かとこういった類の事に関わってきた気がします)
すぐに管理会社に連絡をしましたが、
防犯カメラの映像が証拠となり、後日犯人が捕まったとの報告がポストに入れられており、
被害に合われた方も、少しは報われたのかなと思った記憶があります。
今思うととても残念な事が1つ。
その駐車場の防犯カメラ、全然目立たない所にありました!
というか、私も管理会社に連絡した時に、初めて防犯カメラがある事を知ったレベルです。
もっと目立つ所に設置してあれば、もしかしたら車上荒らし自体を防げたかもしれません。
防犯カメラは、パッと見で設置されている事が分かった方が効果的です!
自宅の駐車場でない場合は、できるだけ防犯カメラが設置してある所を選びましょう。
自宅の場合、特にあなたの車に防犯装置が付いていない場合は、
防犯カメラの設置で、ご自宅のセキュリティも同時に上げてしまうのもいいかもしれません。
大きな道路から少し離れた所は特に要注意
主要な幹線道路から1本入った、ひと気のない駐車場は特に被害が増える傾向があるようです。
やはり、明るい所よりも暗い所が狙われやすいみたいです。
アパートやマンションだと、自宅と駐車場が少し離れている場合もよくあります。
こういった場合は特に、前項に書いたような
- 車の中にお金や貴重品を置きっ放しにしない
- 駐車場は明るく
- 防犯カメラがある駐車場を選ぼう
これらの対策を徹底するようにして下さい!
車に防犯装置が付いていたとしても、車を壊されるだけでも、
修理するお金も勿体無いです…
油断せずに車上荒らし対策を
あなたの回りにも、車上荒らしに合った方や、
バイクの部品を盗まれたといった方がいらっしゃいませんか?
車上荒らしは意外と身近に起こりうる犯罪です。
近年だとカーシェアやレンタカーも当たり前の時代ですが、
自家用車じゃない場合は、車に愛着がない分、警戒をおこたりがちです。
減少傾向にある犯罪ではありますが、これは防犯が施された自動車が増えたからに過ぎません!
今一度、あなたの愛車の防犯について確認するきっかけになれれば幸いです。
以上です。
いつもご静聴ありがとうございます!
また最新の情報は@Ichiで発射しますので、ぜひフォローして下さい!
【お子さんに女性におすすめの防犯ブザーをまとめています】
【セコム直伝の防犯対策もまとめています】
【一人暮らしの方は必見の防犯記事】
【犯罪が起こる時3つの条件が揃います】
【子供を守るための3つのポイント】