子供が犯罪に巻き込まれないか心配な方へ
この記事はそんな疑問にお答えする記事です。
この記事の内容私には実際に強盗に襲われて、監禁された経験と子育ての経験があります。
この両方の経験がある方は、なかなか少ないと思います。
不測の事態に何を考えたのか…その経験を子供の防犯教育にも活かしています!
この記事を訪れて下さったあなたになら簡単にできる内容です。
子供が犯罪と無縁になる防犯の教え方
ここでは主に子供の「好奇心」についてまとめています。
ここを読んでおいたら、ちょっとだけお子さんを「怒る」回数は減るはずです!
上記のような項目でまとめています。
子供に防犯を教えていくための教え方は、親であれば当たり前にできるはずです!
なので安心して読み進んで下さい。
親が学ぶべき子供の事
あなたもご経験があるでしょう。
「子供ってなんであんな行動をするんだろう?」という行動。
私も1つ覚えています。
小学校にあがる前、交通安全教室で横断歩道の渡り方を学んでいた時。
横断歩道の白い部分だけを踏んで渡っていたら、死ぬほど怒られた記憶がありますw
まさに謎の行動ですよねw
こういった行動、あなたも理解できないでしょう。
私も大人になって思い返しても、なぜこういった事をやったのか覚えてません。
これ実は、お子さんにとって実験のような行動で、好奇心から衝動的に行う健全な成長の過程に見られる行動です。
もちろん、お子さんによって、どういった行動を起こすかは異なります。
代表的な例を思いつくだけ書いておきます!
- 木の枝を拾う
- 石を持って帰ってくる
- 穴があると入る
- 斜面があると駆け上がり始める
- 水は無条件に触る
- 細い通路に入りたがる
- 狭い所にわざわざ入る
- 狭い所にこもって遊ぶ
- 穴は飛び越える
- 車止めの縁石などには、無条件に乗る
- ヒモが渡してあるとぶら下がる
- 道路脇のアミは触りながら歩く
- 落ちてるガラクタは、一度拾う
- 高い所に登る
- 横断歩道など、同じ色の所だけしか踏んだらダメルールが急に始まる
- 穴をのぞく
- いきなり走る
- もうちょいで届く所に何かあるとジャンプし始める
いかがでしたか?
おそらく、「うちの子もそう!」だとか、思わず笑ってしまう行動もあったのでは?
これ、考えながら書いてる間、子供って愛おしいなとすごく暖かい気持ちになりました!
子供への防犯の教え方のスタート地点
本題に戻ります。
お子さんを「怒る」のではなく「叱る」為にも、上記のような行動のパターンを知っておくとよいです!
もしお子さんがこれらに相当する行動をしていた時は、危険でなければ「またやってるよw」くらいで流してあげて下さい。
危険でなければ。です。
子供の防犯は、まずは子供を理解する事です!
「どうしても子供の事をどなってしまう…」という方もいらっしゃると思います。
その場合は以下の「その1」の記事も参考にしてみて下さい。
こちらの記事が「その2」で「その1」が以下です。
「その1」には、あなたのマインドにおいて大切のことについて書いています。
子供は守られるべき存在です。宝物です。
お子さんの事を理解してあげて、「あなたの事がとっても大切なんだよ」という気持ちを伝えてあげて下さい。
きっと真剣に防犯の話を聞いてくれるはずです。
子供の防犯は、まずはそこから、まずはあなたの愛です!
「防犯」とは、大切な人に大切である事を伝え、その人が自分を大切にする事だとイチキは考えています。
あなたがお子さんの防犯について真剣に考えてあげる事で、あなたとお子さんが代え難い信頼関係でつながる事ができると信じています。
お子さんと話す時間を作る
ここでは、お子さんの事を知る為の方法についてまとめます。
当たり前のような事をまとめていますが、これがなかなか難しい場合もあります…
普段の子供との会話が、防犯の上でも重要である例もまとめています。
簡単に読める内容です!
子供との会話は防犯の基本
さて、あなたはお子さんと話す時間を作っていますか?
子供の発育の過程によって、子供とのコミュニケーションの悩みはつきものですよね。
なんで主人(妻)と話している最中に全然違う話で入ってくるの?…
幼少期はあんなに話してくれていたのに、なんで話してくれなくなったの?…
などなど。
あなただけではなくて、私も、あなたの周りの方もきっと同じ悩みを持っているはずです。
大人と違って子供の個性のよってコミュニケーションの取り方は実にさまざまです。
目に入ったものを何でも言葉にする子供
他の人の会話に同じ話題で入ろうとする子供
他の人の会話に違う話題で入ろうとする子供
言葉は少ないけど表情や態度で表現する子供
自分の好きな事はマシンガンのように話すが、その他の事は一切話さない子供
全てが大切な個性です。
ですが、あなたが美徳とするコミュニケーション方法とはちょっと違う事があるかもしれません。
そうすると、つい無視してしまったり、イラだってしまったりと。
これも虫の居所が悪かったり、タイミングが悪かったり、仕方ない事なのかもしれません…
ですが、これを続けてしまったらどうでしょう?
お子さんはきっと寂しい気持ちになります。
お子さんはあなたの事が大好きです。
大好きな人であり、家族であるあなたに無視されたり、冷たい態度を取られて続けていたら、きっと何も話さなくなってしまいます。
あなたはそんなつもりはなくても、子供は思っている以上に敏感です。
お察しの通り、これは良くないですよね?
おそらく全てのお父さん、お母さん達が注意している所じゃないかなと思います。
また、これは防犯の観点からも良くありません。
何かあった時に、お子さんの方から発信してくれなくなってしまいます。
会話が生む信頼関係
もし日頃から、お子さんの話を聞いてあげていないと…
「どうせ僕(私)が話そうとしても聞いてくれないしなぁ」
「こんな危ない事があったんだけど、どうせ怒られるだけだもんなぁ」
などとお子さんは考えるでしょう。
お子さんがそう思っているとして、以下のような事が起きたらどうでしょうか?
不審者から逃げる為に、知らない人の家の庭に逃げ込んだ。
不審者から話しかけられたから、大きな声で罵声を放って威嚇した。
これ、もちろん、ぜーーーーーーーーーんぜんOKです!
むしろ、すごくよく頑張りました!
私なら「怖かったね」と子供を抱きしめてあげます。
速攻警察と学校に報告、しばらく送り迎えです。
ですがもし、あなたが日頃からお子さんの話を聞こうとしていなかったら、こんな大切な報告すら話したくなくなっちゃいますよね?
お子さんが萎縮していて、「知らない人の家の庭に入った」「罵声を放った」という所だけを話してしまったら叱ってしまいますよね?
そうならない為にも、日頃から、できる限りお子さんの話を聞いてあげて下さいね!
あなたにも虫の居所が悪い時、タイミングが悪い時だってあります。
そんな時は、「その話あとで聞かせて?」をお約束の口癖にしちゃいましょう。
もちろん、本当にあとで聞いてあげて下さいね。
親子の会話はお子さんを守る最大の防犯対策です!
叱る時は叱る
お子さんを叱らないといけない事なんて日常茶飯事なのでは?
ここでは「叱る」という事がどういう事なのかを考えていけたらと思います。
特に小学校にあがる前くらいには、自転車に乗れるようになる子もいると思います。
自転車って楽しいですよね!
私にも自転車に乗れるようになっただけで、どこへでも行ける気がしていた記憶があります。
お子さんにとって自転車は、どこへでも行けちゃう魔法の乗り物です。
周りを見ないで自転車に乗ったり、遠くまで行ってしまって帰りが遅くなったり…
これは当然叱ってあげないといけませんよね。
…なぜ、叱るの?
この「なぜ?」を伝える事が「叱る」という事です。
…はい、「そんなの分かってるよ。」というあなたの声が聞こえます。ごめんなさい。
一応確認ですが、「叱る」ではなく「怒る」になっていませんか??
怒って伝わるものは、恐怖です。
叱って伝わるものは、愛です。
「なんでもっと早く帰ってこなかったの!!!!」と大きな声で怒鳴りつける。
「暗くなったら、怖い人に連れて行かれても誰も気づいてもらえないんだよ!?」としっかりと目を見て伝える。
伝わり方が違います。
怒鳴ってしまったら、お子さんはきっと「なんでダメなの?」と聞き返せなくなっちゃいます。
この恐怖の時間が早く終わってほしいな。としか思わないから。(これは経験ですw)
でも、これってすごく難しいんですよね…
私も100%怒らずに子供に教え続けるって多分無理だと思います。
あなたもそうでしょうし、おそらく、たくさんのお父さんお母さんがそうだと思います。
なので、これだけ覚えておいてほしいです。私も心しときます。
- 叱る時は「あなたの事がとっても大切なんだ」という事を伝える。伝わる言い方をする。
- お子さんにとって好奇心は成長のタネ。やんちゃ、おてんばは、そのタネを育てる栄養。
この辺は、
の話ともつながりますね。
お子さんと心でつながり続ける事で、自分を大切にしてくれるように育つと私は信じています。
それは結果的に、
- 犯罪に巻き込まれにくい環境へ選択する力を養う事
- 万が一の時に、あなたの元に帰ってくる力を養う事
につながるはずです。
以上、いつもご静聴ありがとうございます。
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