この記事は、子供の名前を書く時のそんな悩みにお答えする記事です。
この記事を書いている私は強盗被害者です。以下はその時の記事です。
警視庁のホームページに載っています。
店名は伏せていますが、調べたら出てきます。
これが自宅でいる時だったらと考えると…
強盗に襲われ監禁された経験を生かし、これまで防犯に関する記事をたくさん書いてきました。
知識だけの防犯記事ではない、実際の強盗被害者が書いた信頼性の高い記事です。
子供の名前は大切な個人情報です。
この記事は、そんな子供の大切な個人情報を守るのに、必ず役にたつはずです。
子供の名前を書く時の防犯上の注意点
子供の所有物には、基本的に子供の名前を書くものです。
この子供の名前ですが、書き方を一工夫する事で防犯性をあげることができます。
- 子供の名前を目立った方がいいもの
- 子供の名前を書くのに注意が必要なもの
- 子供の名前を知られる事が危険な理由
上記の視点を持って、子供の所有物に名前を書くだけで防犯効果が高まります。
子供の名前を目立った方がいいもの
表現上「防犯」と書くのは、おとな気ない部分ではありますが…
子供同士で好きなものを見せ合ったりしてると、友達のものが欲しくなる事も…
我が子には「人のものを取ったらダメ!」とは教えますが、子供の所有物が紛失する事もありますよね。
「まぁこんな事もあるよね。」と思えてしまうものです。
基本的に授業に用いるものやランドセルの中に入れて持ち運ぶものには、大きく名前を書いた方が紛失を避ける事ができるでしょう。
- 教科書
- ノート
- 算数セット
- 筆記用具
- 上履き
ただの紛失であれば、おそらくどこのお子さんでもある事です。
子供を怒らないであげて下さい。
本題とずれますが、子供の所有物の「紛失」について、とても大事なお話。
もし、明らかに大量に子供のものが紛失している。子供の様子がおかしい。
そんな時は子供に優しく歩み寄ってあげて下さい。
深刻な問題と一人で戦っている可能性があります。
無理して学校に行く必要はないと、私は考えています。
学校へ行く事が大切なのではなくて、大切なのは学ぶ意思です。
そんな時は前向きに、以下の記事に目を通してみて下さい。
子供を守る手助けになれれば嬉しいです。
子供の名前を書くのに注意が必要なもの
一方、防犯上、子供の名前が目立たない方がよい事があります。
理由は、不審者に子供の個人情報を知られる可能性がある為です。
- 名札
- ランドセルや通学バッグ
- 通学帽
- 上履き袋
- 体操着
- 体操着入れ
- ハンカチ
- 靴
- 傘
- その他、ランドセルや通学バッグに装備するもの
これらの子供の所有物への名前の書き方には以下のような工夫が必要です。
- 名札
→登下校中は裏向きにする。付けない。 - ランドセルや通学バッグ
→フタを開けた所に書く。名前ではなく「☆」などの記号にする。 - 通学帽
→内側に書く。名前ではなく「☆」などの記号にする。 - 上履き袋
→内側に書く。名前ではなく「☆」などの記号にする。 - 体操着
→内側に書く。名前ではなく「☆」などの記号にする。 - 体操着入れ
→内側に書く。名前ではなく「☆」などの記号にする。 - ハンカチ
→名前ではなく「☆」などの記号にする。書かない。 - 靴
→内側に書く。名前ではなく「☆」などの記号にする。書かない。 - 傘
→名前ではなく「☆」などの記号にする。書かない。 - その他、ランドセルや通学バッグに装備するもの
→名前ではなく「☆」などの記号にする。書かない。
犯罪者に顔が一致した状態で、子供の名前を知られるのは非常に危険です。
この理由には、子供の心理と犯罪者の悪質な手口が関係してきます。
子供の名前を知られる事が危険な理由
子供に防犯を教える際、「知らない人に着いて行ったらダメ」と教えるとします。
子供はきっと、その約束を守ってくれるでしょう。
子供たちは以下のようにして身を守ります。
しかし、実際にあった誘拐の手口の中で「名前を呼ばれた」というケースがあります。
子供が持っている、傘や体操服入れ、名札などから、子供の名前を調べるらしいのです。
名前を呼ばれる事で、知らない人が知らない人ではなくなるのです。
だから、名前を知られるというのは、非常に危険なんです。
大人でもこういった経験ありませんか?
記憶にない人から、急に「○○さん、お久しぶりです。」と名前を言われると、とりあえず相手に合わせようとしますよね?
不審者はこういった悪質な手口を用いて子供に近寄ってきます。
子供とは、名前を呼ばれた場合も含み、日頃からシミュレーションをして防犯訓練をしておくようにしましょう。
シミュレーションについてはご不明な時は、以下の記事も参考にして下さい。
こういった悪質な手口から子供を守る為にも、必須になるのが防犯グッズです。
以下の記事で、防犯グッズの正しい知識をつけておく事をおすすめします。
不審者の手口の中には、「おもちゃをあげるから」といった類の手口もあります。
「おもちゃを買ってあげるから」
「○○のグッズが車にあるから、見せてあげるよ」
とでは、後者の方が子供を誘惑してしまう事は明らかです。
例えば防犯ブザーに関しても、キャラクターものはたくさんあります。
しかし、上記の理由から、私はキャラクターものは推奨していません。
どうしてもキャラクターものがいいという場合は、具体的に「○○のグッズあげるから、車においでよ」と子供にシミュレーションで防犯訓練しておく事を強くおすすめします。
通学中の子供を守る防犯について
こういった「子供の名前を知られない」という事以外にも、通学時には危険がつきものです。
通学時の防犯については以下の4つのポイントについて知っておく必要があると思います。
- 不審者の習性
- 通学中の防犯の学び方
- 通学路で注意が必要な場所
- 万が一の時の逃げ方
これらについては以下の記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
防犯だけでなく、交通安全に関しても以下に気になった点をまとめています。
低学年の歩行中の交通事故や、中高生になった時の自転車の事故の件数は、本当に減らして行きたいです。
ぜひ、お子さんにも知らせてあげて下さい。
この記事が一人でも多くの子供の命を守る手助けになれる事を心より願っています。
以上、いつもご静聴ありがとうございます。
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