今回は、お子さんの登校時と下校時での防犯についてです。本来、登校や下校の際は友達との楽しい思い出や、発見がある大切な時間であるべきです。不審者からお子さんを守る為に、不審者が何を考えているのかをまとめています。
ワクワクな登校!楽しい下校!
こんにちは、イチキ(@Ichi)です!
登校や下校というとどんな思い出がありますか?
私は楽しい思い出しかありません。
小学生の頃は、近道の農道を通って帰ってましたが、草をちぎって用水路に流しながら帰ってました。
クワを持った農家のおじちゃんが「コラーーーーー!!!」と追いかけてきたのを、一緒に帰っていた友達と「逃げろっ!!」っと走って逃げていたのを覚えてます!
おじちゃん、用水路つまらせてごめんなさい。
中高生の頃は、どちらも自転車通学だったので、もはや、自宅に直帰した記憶がないですねww
友達の家で遊んで帰ったり、街に遊びに行ったり…
大人になると異性に近寄るのにも、最初はすごく気を遣う私ですが、当時はもっと気楽に男女問わず話してた気がします。
青春してましたねー
私にとっては、登下校は楽しい思い出しかない素晴らしい時間でしたが、あなたはどうでしたか?
高校生の頃に一度だけ、自転車で帰ってるといきなり横から「ちょっと止まれよ!」と、金髪の成人の男に声をかけられた事があります。
年齢的にも血気盛んな時期でしたが、高校生男子といえど年上の男性に急に声をかけられるとビクッとします。
怖いというより面倒な事に巻き込まれるのがイヤだったので、そのまま無視して自転車で通り過ぎた記憶です。
理由はどうあれ、正しい判断だったなと思います。
私は高校生の頃で、しかも自転車に乗っていました。
その男が何をしようとしたのかも分かりません。
その後、全校集会で不審者などのトピックもありませんでした。
多分、カツアゲとかケンカ売ってきたとか、その類だったんでしょうね。
ただ、今思えば、小学生のちびっ子に対してじゃなくて、私に対してでよかったなと思います…
子供たちにとって登校中の時間、下校中の時間は、大人たちに干渉されない、たくさんの思い出や素敵な出会い、冒険が待っている場所です。
今もそれは変わらないはず!
多分あなたの記憶にもいい思い出にしても、そうでない思い出にしても、何らかの記憶はあると思います。
一人で考え、一人で行動し、目に飛び込んでくる四季。
たくさんの思考や経験をするから記憶に残り、成長するものです。
…それはよーーーく分かってます。
でも、親は心配で仕方ありませんよねwww
子供が小さければ小さいほど、女の子であれば、お父さんは尚更気が気じゃないです。
もし学生さんがこの記事を読んでくれていたとしたら、ご両親の代わりに伝えます。
ご両親は口には出さないかもしれませんが、あなたの事を誰よりも愛しています。
ただただ、毎日無事に帰ってきてほしい。
登校時、下校時において、そんな未来の可能性たちを犯罪から守る為に何ができるのでしょうか?
通学路でも子供たちが唯一経験してはならないもの。
それは犯罪被害です。
今日は不審者が子供たちの何を狙っているのかについて考えていきたいと思います。
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登校・下校時で不審者が狙う2つのポイント
ちょっと思い出に浸るような序章となりましたが…
登校・下校時において、注意すべきポイントは2つあると考えています。
軸は2つ。
- 一人になるタイミング
- お子さん本人のプライベートな情報
これは、不審者の手口と傾向から読み取った、とても重要なポイントです。
つまり、不審者が最も狙っているポイントとも言えます!
なぜそんな事が言えるのか。
それぞれについて説明します!
【不審者が狙うポイントその1】一人になるタイミング
まず1つ目のポイントです。
不審者はお子さんが一人でいる所を狙う傾向が強いと言えます。
以下のグラフは千葉県警さんが出して下さっているデータですが、これは千葉県に限った事ではなく、全国で考えても、千葉県以外の都道府県で考えても、おおよそ同じ傾向だと考えてよいと思います。
人口の大小の差であって、地域柄、複数人いる所を狙うとはなかなか考えにくいと思うので。
一緒に帰っていた友達と別れた後や、一人で下校中など、大人の力に最も抵抗できないタイミングを狙ってきているんだと思います。
卑劣ですよね…ほんとに憤りを感じます。
複数人でいる時に何らかの被害にあった割合が33.2%もある事にも驚きました。
てっきり一人の時がほとんどだと思っていましたが、このデータには「声かけ」だけでなく「つきまとい」や「盗撮」「露出」なども全部ひっくるめた被害を、被害を受けた時の人数別に分けているものです。
複数人でいる時でも、身体的な被害がなかったとしても、精神的な被害を受ける可能性もある事も、合わせて理解しておく必要がありそうです。
【不審者が狙うポイントその2】お子さん本人の個人情報
そして2つ目のポイントが、お子さん本人の個人情報です。
これには、不審者の手口が大きく関係しています。
手口に関しては以下にまとめていますので、気になる方は合わせて目を通してみてください!
この記事にも書いているように、
- 名前を呼んで足を止めさせる
- お子さんの好きなもので気を引く
といった手口がありますですが、これらの手口…
お子さんにとって不審者が「知らない人」ではなくなる可能性がある非常に厄介な手口です。
また、ここで言う個人情報は、お子さんの「好きなキャラクター」や「好きなスポーツ」「好きな芸能人」なども含みます。
これらの個人情報を知られるのは非常にリスクが高いです。
名前を呼ばれると大人でも戸惑いませんか?
もしかして知り合いかも?と考えてしまいます。
なので、これらの個人情報はとにかく知られてはならない、気づかれてはならないという事を頭に置いておいてほしいです。
子供たちを守る防犯対策
では、どういった防犯対策が有効なのでしょうか。
キッズ携帯やスマホでも、どちらにしろ月額が発生するのであれば、GPSが異常な動きをした際に、ガードマンや警察にも真っ先に連絡が行く「ココセコム 」が最もおすすめです。
そもそもセコムさんの機器を持っている時点で、誘拐等のターゲットから外れる可能性が大きいです。
このココセコムで、実際に連れて行かれてしまった直後にガードマンが駆けつけ、大事に至る事なく早期解決できたといった事例もあるようです。
スマホ代以下で、ガードマンが急行、位置情報検索、警察との自動で連携を取ってくれる強力なサービスです。
ホームセキュリテイのプランと別のサービスですので、このセコムさんのリンク から「資料請求」を選択。
「その他ご要望」の欄に「ココセコムの資料もほしいです」とご記載下さい。
利用されている方もたくさんいらっしゃいます。
私もそうですが、自分の子供のピンチに、すぐに駆けつける事は難しいですよね?…
きっとお子さんにとっても心強いアイテムになるはずです!
こういったサービスを利用したというだけで満足してはいけません。
保険に入ったからといって事故を起こしていいわけではありませんよね?
今すぐできる防犯についても考えていきましょう!
【登校中・下校中での防犯その1】通学路の危険箇所を知る
登校する時・下校する時に使う道の中には、大きな道もあれば、ひと気のない道があったり、住宅地もあれば、繁華街、農道を通ったりと、まさにお子さんにとっては大冒険です。
お子さんとやっておきたい事として、一緒にお子さんが通る通学路を歩いてみる事です。
大人の目から見ても、危険だなと思う所は必ずあるはずです。
その道を避けて通れればよいのですが、それが無理な事もあると思います。
何より、子供はその道が近道だったり楽しそうだったりすると「ここは通ったらダメ」と言っても、多分その道を通って通学します。(私もそうでした…)
危険な所を見つけたら、「通ったらダメ」ではなく、なぜ危険なのかをお子さんと考える事がとても重要です。
以下の記事にも書いていますが、お子さん自身が「危ないかも」と感じる力を育ててあげて下さい!
楽しくお子さんの危険予知能力を育てる事ができると思うので試してみて下さい!
【登校中・下校中での防犯その2】お子さんの個人情報を守る
先ほども書きましたが、
「〇〇くん、おじちゃんの事覚えてる?」
「○○ちゃんの好きな、このキャラクターのグッズいっぱい持ってるんだけど、見にこない?」
など、知らないはずの事を知られていると、大人でも相手を信じようと記憶をたどります。
めちゃくちゃ怖い事です…
ましてや相手が優しく自分よりも年上。多分ウソではないのかなと信じちゃいます。
なので!
絶対に名前はパッと見で見える所には書かないようにしましょう!
最近だと、防犯の為に名札を付けさせない学校も増えてきているようですね。
名札だけでなく、お子さんの持ち物に名前を書く場合も、できるだけ見えにくい所がいいと思います。
私が小学生の頃なんては、大好きなキャラクターのキーホルダーをジャラジャラつけてましたが…
キーホルダーなども出来るだけ見えない所につけてあげて下さい。
お子さんの安全の為、徹底してほしいですが…
ちょっと可哀想というか、寂しいというか、息苦しいというか…
なので、何度も申し訳ないですが、この記事のようにお子さんとシミュレーションを何度かやってみて、モノにつられるのも危ない事だと理解してもらうか、
不審者に対する威嚇と、万が一の備えの為に、ココセコム でお子さんを守ってあげる事も視野に入れて考えてみて下さい。
お子さんにとって、大切な思い出のつまった登校の時間・下校の時間になるよう、最善を尽くしてあげたいものです。
今回はなかなか判断が難しい防犯の話になっちゃいました。
いつもご静聴ありがとうございます。
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