【子供の防犯】「声かけ」に負けない子供になるために!親子でシミュレーション!

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お子さんを守る為の防犯記事です。「声かけ」の手口は多種多様で、全てのパターンをお子さんに教え込むのはあまり現実的ではありません。声かけは誘拐やわいせつ行為といった悪質な犯罪につながります。

    もくじ
  1. 子供によって違う反応
  2. 防犯意識を高める子供とのシミュレーション
  3. 子供も防犯

子供によって違う反応

こんにちは、イチキ(@Ichi)です!

少し余談になりますが、個人的にはやっと子供たちの防犯記事がかける事がすごく嬉しいです!

日々色んな防犯記事を書いていますが、自身が強盗にあった経験から、

ただ知識の上で知っているだけでは、いざという時に体が動かない事もよくよく理解しています。

それが故に、日頃から反復が難しい防犯対策や、

いざという時に使えないと思う防犯対策は書かないようにしています。

そういった想いでお届けしているイチキの防犯記事ですが…

子供たちの防犯記事は、非常に難しい分野でした。

なぜなら、大人よりも大きく反応が異なる事が考えられ、

一律の防犯対策では、お子さんによって、合う合わないがあると考えていたからです。

一目散に逃げる事ができる子もいるでしょう。

不審者と明るく話しちゃう人懐っこい子もいるでしょう。

硬直してしまう子もいるでしょう。

大きな声で助けを呼べる子もいるでしょう。

怖くて泣いちゃう子もいるでしょう。

本気で、何かあったら今すぐにでも助けに行ってあげたいと思います。

しかし現実的になかなかそれは難しいのが悔しいです…

子供たちの大切な大切な個性がある中で、

一律に「知らない人について行ったらダメだよ」とだけ伝えても、

言葉たくみに近寄ってくる不審者から、全てのお子さんが自分の身を守る事は難しいのです。

なのでイチキは最も守られるべき存在である子供たちの防犯記事を書きたいのに、

慎重になるべきと踏みとどまるというジレンマを感じていました…

ですが!あらゆる防犯記事を書く中で、

イチキは気づきました!

私が子供たち向けに「こうしてね!」とお伝えするのではなく、

その子の事をよく知る親であるあなたや、身近な大人たちが、

「うちの子ならどうするのか」をしっかりと理解し、

お子さんに合った防犯対策を教え込む以外方法はないと!

なので、この記事は、万が一の時に「こうしてね!」といった内容ではなく、

お子さんに最も近い距離にいるあなたが、

お子さんにどう教えるのがよいのかといった内容を書きます。

一人でも多くの子供に、身の危険から逃げる術を身につけてほしいです。

どうかあなたも、あなたのお子さん、親族のお子さん、ご友人のお子さんなどと、

次項に書く防犯対策をゲーム感覚で教えてあげてほしいです!

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防犯意識を高める子供とのシミュレーション

色々な事例も見ますが、犯人に対して過激な表現を用いたいくらい激しい怒りを感じるばかりです。

なお、当たり前の事ですが、被害者の方の心境を第一に具体的な被害の内容などは一切書きません。

以下より、お子さんが自分の身を自分で守る力を育む方法をまとめていきます。

実践する際に参考にして下さい。

声かけの手口の巧妙化に対応した教育の難しさ

前項に書いたように、なぜ「知らない人について行ったらダメだよ」

と伝えるだけでは、全ての子供たちが自分の身を守る事が難しいのか…

それは、子供の優しさや不安を利用した手口は非常に卑劣であり、

そんな卑劣な発想は、普通の親にはない発想だからです。

子供は当然大人よりもあらゆる経験が少ないだけ、すごく純粋で無垢です。

なので具体的に伝えてあげる必要があります。

つまり、具体的に伝えないといけないのに、

普通の親にはない発想を教えてあげる事なんて事は至難なのです。

例えば、お子さんにとって「知らない人」であっても、

犯人に名前を知られていて、「○○くん」「○○ちゃん」

と呼ばれたり、

「お父さんの友達なんだけど」と言われたりすると、

お子さんは「覚えてないだけで知ってる人なのかな?」と考えてしまうかもしれません。

これは子供に限らず、大人でさえ、自分が覚えてないだけだから、相手に合わせる。

といった選択をする方もいらっしゃいます。

それはすなわち、

「知らない人」ではなく「知ってる人」になるように自ら暗示をかけているようなものです。

上記の例は実際にあった声かけの手口ですが、

これら全ての事例を網羅的にお子さんに暗記させるなんて事はなかなか現実的ではありませんよね?

大切なのは「なんかおかしいな?」と思える子になることです。

ではどうしたらよいか…

前提として、ご家族の送り迎え(家族以外はNG)などが可能であれば、それがベストかもしれませんが、

お子さん自身が、普段から「防犯について自分だったらどうするかを考える機会を作ってあげる」事

が非常に重要だと考えます。

親子でのシミュレーションで防犯教育

お子さんが「自分だったらどうするか」を考える機会を作ってあげる。

これは何もテストのように書かせたり、言い聞かせたりするといったイメージとは少し異なります。

お子さんの事を知り、擬似体験(シミュレーション)させるのです。

毎日見てる我が子だから知ってるよ!

という、あなたのお気持ちもわかります。

普段からイヤな事はイヤとはっきり言える子だから。

走って逃げるように言ってるから。

ですが、実際に「声かけ」される時の状況は普段の生活とは全く異なる状況です。

外で一人でいる状態であったり、周りに知っている大人がいなかったり、

声かけをしてきた犯罪者が大柄だったり、一瞬で恐怖にかられてしまったり…

お子さんが大好きで着ているキャラクターの服を見て、

「そのキャラクターのおもちゃあげたいんだけど、ちょっとこっち来て?」

と優しく声かけられたら、お子さんはどうするでしょうか?

「おじちゃん、ここが痛いんだよ。ちょっとこっちに来て助けて?」

と言われたら、お子さんはどうするでしょうか?

大好きなキャラクターのおもちゃやグッズであれば、欲しいに決まってます。

普段からお友達に優しい子ほど、困ってる一見話しやすそうなおじさんを助けてあげようと歩み寄ります。

上記に書いた例は実際にあった声かけの事例です。

犯罪者は、子供が考えているような、

見るからに怖い人ではない事がほとんどのようです。

本項の冒頭に書いた「お子さんの事を知る」という事は、

「声かけ」された時の、お子さんがどう行動するのかを知る事です!

まさに私が前述したように「優しく声かけされたら?」「助けてと言われたら?」と、

お子さん自身が考えて、擬似的に体験して学ぶ事が最も良いと私は考えています!

お子さんの想像力を養いながら、万が一の時に取るべき行動を教える方法です。

先ほどの例を用います。

(もちろんお子さんによって回答が違うと思います。)

親「そのキャラクターのおもちゃあげたいんだけど、ちょっとこっち来て?」

子「そのおもちゃは欲しいから、もらって逃げる!」

親「でも、そのおもちゃもらってる時に体ごと持ち上げられちゃうよ?ほら!」

(実際に持ち上げてみる)

子「あれ?持ち上げられたら逃げられない…」

親「どうしたらよかったかな?」

子「ん〜…おもちゃ貰いに行ったらダメだったのかな?」

といった具合です。

実際にお子さんに考えさせて、気づきを与える事が一番です。

親子でコミュニケーションを取りながら、

できるだけ多くのパターンをシミュレーションしてみるのがいいと思います。

繰り返す事で、お子さんの想像力が養われ、自分で危険を察する力は確実に育つはずです!

また、以下の記事に実際にあった手口をまとめています。

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これらも用いて、シミュレーションしてみる事で、

より一層お子さんの対応力を養う事はできるはずです。

合わせてご一読下さい。

子供の防犯

いかがでしたでしょうか。

子供の防犯は、本当に私が最も広げたい防犯対策の一つでした。

ですが、実際の事件の資料を集めたり、読んだりしているうちに、

何度も怒りと悲しみからパソコンを閉じました…

どうか子供たちが被害にあう事のない世の中になるよう。

この記事を読んだあなたも、周りの小さなお子さんがいらっしゃるご家庭に、

防犯知識の一つとして教えてあげて下さい。

いつもご静聴ありがとうございます。

また最新の情報は@Ichiで発射しますので、ぜひフォローして下さい!

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